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- 認知症外来(物忘れ外来)
当院では認知症・軽度認知障害(MCI)の早期発見・早期治療に取り組んでいます
歳をとると、誰しも「物忘れ」が増えてきます。
- 普通にできていたことが急にできなくなった
- 通い慣れていたはずの道がわからなくなった
- 同じことを何度も聞くようになった
こうした変化には、加齢による良性健忘の場合と、軽度認知障害(MCI)や認知症の初期段階の場合とがあります。
軽い段階であればあるほど、歳のせいか認知症か区別がつきにくいものです。「最近物忘れが増えた」と感じたら、お早めになかやまメモリー・メンタルクリニックにご相談ください。当院は、認知症専門医が在籍し、対話を大切にした診療で患者様とご家族に寄り添います。
このような症状の方はご相談ください
ご本人が気になる場合
- ものの名前がなかなか出てこなくなった
- しまい忘れ・置き忘れが多くなった
- 財布やクレジットカードなど大切なものをよくなくすようになった
- 物事を判断したり理解したりする力が衰えてきた
- 何をするにも億劫になってきた
ご家族が気になる場合
- 時間や場所の感覚が不確かになってきた
- 同じことを何度も言ったり、聞いたりする
- 慣れている場所なのに道に迷った
- 薬の管理ができなくなった
- 以前好きだったことや趣味への興味が薄れた
- 鍋を焦がしたり、水道を閉め忘れたりすることが目立つようになった
- 料理のレパートリーが極端に減り、同じ料理ばかり作るようになった
- 人柄が変わったように感じる
- 財布を盗まれたと言って騒ぐことがある
早期受診がとても重要です
物忘れの3つの段階
加齢による良性健忘 → 軽度認知障害(MCI) → 認知症
軽度認知障害(MCI)
軽度認知障害(MCI)とは、記憶・判断・実行などの認知機能のうちひとつに問題が生じているものの、日常生活にはまだ支障のない状態のことです。つまり、苦労しながらでも自分の生活を自分で送ることができる状態です。健常者と認知症の中間段階(グレーゾーン)に位置します。
MCIを放置すると、5年間で約50%の方が認知症へ進行するとされています。しかし、この段階で適切な治療を受け、生活改善を図ることで、認知症の発症を防いだり遅らせたりできる場合があります。
早期受診で期待できること
- 治療可能な認知症様状態について発見・治療の可能性がある
- MCIの段階からの介入で、認知症への進行抑制に取り組むことができる
- 薬物療法や社会資源利用、各種制度利用を早期に取り入れることができる
当院の認知症外来の特徴
当院ではまず認知症専門医による鑑別診断を大切にしています。
脳腫瘍、正常圧水頭症、橋本脳症、てんかん、慢性硬膜下血腫など、適切な治療によって改善が見込める疾患を見逃さないよう、丁寧な診察を行います。
検査内容
状態に応じて、心理検査(認知機能検査)を行います。院内の画像検査としては頭部CTを行うことができます。さらなる精査が必要な場合は、連携医療機関にご紹介し、頭部MRIや脳血流SPECT検査などを行うこともできます。採血検査を組み合わせ、これらの結果をもとに総合的な診断を行います。
なお、心理検査は患者様のペースで進めます。検査中に「つらい」「体調がすぐれない」と感じた場合は、いつでも中断していただけます。中断後も後日再開することができますので、遠慮なくお申し出ください。
よくあるご質問(Q&A)
物忘れがひどくなってきました。すぐに受診した方がいいですか?
はい、お早めの受診をおすすめします。物忘れには加齢による良性のものと、MCI・認知症の初期段階のものがあり、専門医による鑑別が必要です。MCIの段階で適切な治療を始めることで、認知症への進行を遅らせることが可能な場合もあります。「まだ大丈夫」と感じているうちにご相談ください。
家族が受診を嫌がっています。どうすればいいですか?
まずはご家族だけでもご相談にいらしてください。ご本人様への伝え方やアプローチ方法についてもアドバイスいたします。「健康診断の一環」として提案するなど、受け入れやすい形で働きかけることも有効です。
初診ではどんなことをしますか?どのくらい時間がかかりますか?
問診・頭部CT・心理検査・採血などを行います。検査内容によりますが、初診は1時間程度かかる場合があります。さらなる精査が必要な場合は、連携医療機関へご紹介する場合もあります。
認知症と診断されたら、もう治らないのでしょうか?
現時点では完全に治す方法は確立されていません。一部治療可能な認知症では適切な治療で改善が見込めます。これまでの暮らしをできるだけ長く続けていくためには、早期の治療、身体の健康管理、様々な関係者・当事者とのつながりが大切です。
